消えたくなっちゃう…。大嫌いな自分を好きになる為の10のコツ
嫌いな人がいるのもつらいものですが、「自分を好きになれない」という感情に苛まれる毎日もまた、とてもつらいですよね。
自分のことが嫌いな人にとっては、良いことを素直に喜ぶことが難しく、また悪いことはなぜか自分のせいであるような気がして罪悪感を感じるといったこともあります。
自分を嫌いになってしまう原因はさまざまで、多くは環境やちょっとしたきっかけによるものです。それらの中には「自分ではどうしようもない」と感じるものもあるでしょう。
でも、それらの原因に囚われっぱなしでは、自分がつらいままです。
自分が嫌いという気持ちから抜け出すためにはどうしたら良いのでしょうか?
今回は、自分を好きになる方法についてご紹介しましょう。
【1】まずは「自分のことが嫌いな理由」を把握する
自分を嫌いになる理由は、人によってさまざまです。
自分を好きになるためには、「なぜ自分のことが嫌いなのか」その理由をざっくりとでも把握しておきましょう。
自分のことが嫌いな理由、たとえばこんなこと
たとえば次のような理由から、人は自分に対して「嫌いだ」という感情を抱いてしまうことがあります。
人見知りで友達ができない
何をやっても長続きしない
他人に好かれない
あと一歩の勇気が出ない
他人より劣っていて、これといった長所もないように感じる
気が弱い
ささいなことでも落ち込みやすい
恋人ができない
寂しいのに強がってしまうなど
これらの理由に加え、周囲から「おまえはこういうところが駄目だ」といった心無い言葉をかけられたことがきっかけで、それまで意識していなかった自分の個性を嫌いになってしまうケースもあります。
とくに幼い頃、親や兄弟など近しい間柄の相手からかけられた言葉、向けられた態度は、心の奥深くに刻まれた傷として残ってしまいがちです。
潜在意識に刻まれた「自分は駄目なんだ」という認識は、ちょっとしたきっかけごとに深まっていきます。
たとえば誰でもするようなミスを指摘されたとき、自分のことが大好きな人なら「やっちゃった、次から気をつけよう」程度で済むところが、自分を嫌いな人の場合は「ああ、やっぱり自分は駄目なんだ」という自己否定につながってしまいがちです。
最初のきっかけは「親から叱られた」「兄弟から馬鹿にされた」といった小さなことであったとしても、こうした自己否定の経験を重ねていくうちに、日に日に「自分が嫌いだ、自分の全てが駄目なんだ」という大きな感情に膨れ上がってしまうことがあるのです。
じつは、短所は長所の裏返し
自分を嫌いになる理由は、長所の裏返しであることがほとんどです。
たとえば、人見知りで友達ができないのは、言い換えれば「人間関係に慎重である」ということです。これは悪い面ばかりではありません。
また、一つのことが長続きしないのは、いろいろなことに興味を持つ好奇心旺盛さの現れかもしれませんし、ささいなことで落ち込みやすいのは、繊細で優しい証拠とも言えます。
このように、少し視点を変えるだけで、短所と長所は背中合わせであることが分かります。
まずは「自分が駄目だと思っていることも、他の人から見れば決してそうとは限らない」と考えてみましょう。かつて親しい人から駄目出しされたとしても、それが万人の意見とは限らないのです。
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