自分嫌いを脱却したい!自分を好きになる10の方法
長いこと「自分が嫌いだ」と強く思ってしまっていると、「もう自分のことを好きになる日なんて来ないのではないか」と感じるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
人間の心は、自分で思うよりもずっとフレキシブルなんです。
あなたが自分を好きになりたいと思っているなら、少しずつでも必ず変わっていきます。そのために、次のような行動を試してみてください。
1.自分へのハードルを下げる
完璧主義の傾向がある方は、まず自分に課している高すぎるハードルがないか点検してみましょう。
自分に誇りを持つこと、将来性に自信を持つこと。これはとても素敵なことです。
ただ、「絶対にこうあるべき」という理想があまりにも高いと、そうなれない自分に失望してしまいます。
自分を嫌わずに認めることができている人たちは、理想の自分像を思い描きつつも、今のありのままの自分の姿もそのまま受け入れています。
ありのままの自分を受け入れるのは、やったことがない人にとってはとても難しく思えるもの。
ですが、「ありのままでもいいんだ」「思ったとおりにできなくたって、別にいいんだ」と自分に言い聞かせる習慣をつけ始めると、だんだんと心からそう思えるようになってきます。
ありのままの自分を受け入れるために、具体的にすることは、「完璧主義」と「べき思考」を手放すこと。
仕事でも育児でも、すべてにおいて「想定の60%くらいできたら自分を褒める」と決めて、実際にそうしてみてください。
実践してみると、60%でも(100%でなくても)意外と不便は感じないし、周囲に迷惑をかけることも少ないと気がつくはずです。
完璧主義の人は、必要以上に「良い状態」を「普通」と認識する傾向があります。だから普通は「そこまでできなくて当たり前」と感じるような状態でも、「できないのは自分が駄目なせいだ」と思い込んで自分を責めてしまいがちなのです。
でもそんな完璧主義のあなたの60%は、他人にとっては80%、100%にほぼ近い可能性だってあります。だから、60%できたら「まあまあよくやってる」と自分を褒めてあげてください。
「全部やるべき」「完璧であるべき」という「べき思考」をいったん解除して、60%主義の生活を試してみましょう。
2.足し算思考で考える
理想の自分を実現するのは、誰にとっても難しい課題です。でも世の中には、現実とのギャップに悩んで自分を嫌いになってしまう人と、そうはならない人がいます。
理想と現実のギャップに悩みつつも自分を好きなままでいられる人は、物事を足し算で考える傾向があります。
つまり、理想の姿を思い描いて「あれも足りない、これも足りない」と引き算思考でマイナス面を意識するのではなくて、まず現実の自分を基準として「理想に近づくために、あれをしよう」「これもやってみよう」と、足し算思考で考えていくのです。
「ここが足りない」
という言葉よりも、
「ここを足したらもっと良くなる、理想に近づける」
という言葉の方が、内容は同じでも前向きな気分で物事に取り組めそうですよね。
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